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2014年8月15日金曜日

広瀬川で川遊び(広瀬川研究レポート)

今回の「広瀬川研究レポート」では、これから川遊びを考えている方を対象に、段取りや準備物の紹介、実際に遊ぶ際の注意点などを紹介しています。

~ 川を楽しむのが好きな人をもっと増やそう! ~
カワラバン 代表 菅原正徳)






「川遊び」と言っても、水棲生物を探したり、魚を捕まえたり、泳いだり、ボートやカヌーを楽しんだりと様々ですが、いずれの場合も一番留意すべきは「安全」です。

増水時はもちろん、平水時においても常に危険を認識しておく必要があります。



【広瀬橋付近 増水時の様子】
 国土交通省(仙台河川国道事務所) ライブカメラ映像より




ぜひご覧いただき、安全に川をお楽しみください。

2013年3月4日月曜日

広瀬川ガイドボランティア養成講座(第3回)

3月2日(土)9:45-12:00 「広瀬川ガイドボランティア養成講座(第3回)」に参加しました。

平成25年4~6月に実施される「仙台・宮城デスティネーション キャンペーン」の期間中に実施する広瀬川流域のまち歩きについて、ガイドを養成するための講座で、片平市民センターが主催しています。

本日の講師は、観光ボランティアガイド「ぐるーぷ・よっこより」代表の遠藤勝目(かつま)さんです。

実際にまち歩きをする前に、仙台国際センターのロビーで説明を受けます。
当日は非常に寒く、川沿いは特に風が強いため体感温度はぐっと下がります。屋内でできる説明は、なるべく済ませておいて、寒い中で資料を開かなくてもよい様に、との配慮です。

さまざまな歴史的背景や考察、見どころなどを資料を使ってわかりやすく説明していただきます。静かな物腰ながらも、発音は明瞭で屋外でも聞き取りやすかったです。

また、この日のように風が強い日は、ガイドが風上に向かって立つことで、お客さまは背中で風を受けることができることなど、ガイドとしてお客さまを意識した行動について様々なアドバイスをいただきました。
言われてみればナルホドと思うことばかりで、非常に勉強になりました。
この日の講座は、片平市民センターまでのルートで一旦終了です。
続きは3月9日、米ヶ袋、片平周辺になります。


ところで、2月26日(火)にNHK仙台放送局の番組「てれまさむね」内の「てれまさんぽ」コーナーで、広瀬川の蛇行について取り上げられました。 こちらで動画を見ることができます。
このコーナーで、セコイヤ類化石林の映像を見たのですが、思っていたよりずいぶん大きい印象でした。これまで私は写真でしか見たことがありませんでした。

養成講座終了後、霊屋橋近くのセコイヤ類化石林を見に行きました。
霊屋橋下流の左岸(下流を見て左岸)にあります。

セコイヤ類化石林のうちの一本。

やはり、現物を見ると大きいです。比較のため、手元にあったA3見開きのパンフレットを並べてみました。
写真に頼らず、自分の足と目で確認しないといけませんね。

(※2013/03/13追記)
3/9(土)に実施された「広瀬川ガイドボランティア養成講座(第4回)」の際、通りがかりに霊屋橋から眺めたところ、雪解けの影響か広瀬川の水量が増えて、化石の頭の部分しか見えませんでした。
見に行くタイミングとしてはギリギリだったようです。

広瀬川流域の化石についてもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。

2012年8月27日月曜日

親子で学ぶ四ツ谷用水バスツアー

8月23日に仙台市環境局環境対策課主催のバスツアーに参加してきました。

このツアーは、以下の団体のご協力により実施されています。
・仙台・水の文化史研究会
・「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会
・仙台リバーズネット・梅田川
水・環境ネット東北

夏休み中に親子でまわれるツアーなので、自由研究の題材にと参加した人も多かった様です。仙台市役所からバスに乗って移動です。

◆四ツ谷用水取水施設
 はじめに、郷六にある宮城県管理の取水施設を特別に見学させていただきました。
 急な階段を下りると、広瀬川から取水のために設置された四ツ谷用水堰堤(えんてい)を見ることができます。
 通常、堰は川の流れに垂直方向に設置されるのですが、この堰は取水口に向かって斜めに設置されています。

通常の取水口では、スクリーンと呼ばれる鉄柵などでゴミをせき止めていますが、ここでは自動でゴミを取り除く除塵機が稼動しています。夏の大雨による流着物、秋の落ち葉、冬の雪などで、除塵機がないと取水口が詰まってしまいます。
除塵機の鉄柵に掛かったゴミは、目詰まりとともに機械にすくい上げられて、階段上におろされ山積みになります。さすがに、山積みになったゴミの片付けは人間の役目です。

様々な測定器などの隙間で、水質確認のための金魚が飼われていました。


◆宮城県工業用水路沈砂池
次に向かったのが堰から少し下流にある沈砂池。
ここは、江戸時代の四ツ谷用水の平堀を確認できる唯一の場所です。
水に含まれる泥などを沈殿させて上澄みだけを流します。

通常であれば、四ツ谷堰で取水した水はここから沈砂池に流れ込んできます。トンネルの半分くらいの高さまで水に浸かるそうです。

震災前は、ここで沈めた砂(ほぼ泥)は、乾燥させて園芸用の土などとして安価で販売していたのですが、震災以降は流通させていないそうです。

◆聖沢掛樋
聖沢を渡る水路橋です。蓋がされているので、水が流れる様子は見られません。
そばには「防火用水」の標柱が木々に埋もれるように残っていました。かつての四ツ谷用水の役割を示す貴重な証ですね。

◆大崎八幡前~歯学部支倉堀跡~東北大学農学部前
バスの中からの見学です。身近な場所に四ツ谷用水の面影が残されています。
意識しないと通り過ぎてしまう様な、かすかな手がかりだけが、今は残されています。

◆宮城県工業用水道管理事務所(大梶)
広瀬川からおよそ9kmに位置する浄水場。
沈砂池で泥を沈殿させたあと、導水路を通って大梶浄水場にやってきます。下の写真は高速凝集沈殿池。
広瀬川から取水したもののうち、余剰分は梅田川に放水されます。

ここで、宮城県の職員の方から、工業用水の濁度について説明がありました。手に持っているのは片方は水道水、片方は工業用水です。工業用水とはいえ、水道水と見た目で判別はできません。
しかし、下に黒いラインが書かれた台に乗せると、一目瞭然です。工業用水の方は、濁って黒いラインがぼやけて見えます(右側)。
その代わり、単価は水道水の1/50程度のようです。



伊達政宗が城下町を建設するにあたり、崖の下を流れる広瀬川から消防・飲料・生活・農業用水として取水するために築いたのが、四ツ谷用水です。
低い位置から取水ができないため、標高の高い上流から取水し、城下町に四ツ谷用水が張り巡らされました。
「水の都・杜の都」の原風景がここにあるのではないでしょうか。

四ツ谷用水は、上下水道の整備とあわせて次々と姿を消してゆき、現在は本流だけが仙塩工業用水として、その水流を伝えています。

2012年4月2日月曜日

広瀬川サケ・プロジェクト(サケ迎え隊)

※2011年11月5日の記事です。

広瀬川市民会議」が主催する「広瀬川サケ・プロジェクト」。
その中の「サケ迎え隊」に参加してきました。

毎年秋になると、広瀬川にはたくさんのサケが遡上してきます。
千代大橋たもとの中河原緑地に集合し、宮沢橋下流の郡山堰まで散策し、サケが遡上・産卵する様子を観察します。

中河原緑地から上流へ
私は、サケが広瀬川を遡上する事を知りませんでした
流域に住んでいても、この事を知らない方も多いようです。
大都市を流れる河川でありながら、ダイナミックな自然環境を残す広瀬川の、魅力のひとつなんですね。

名取川の河口から広瀬川との分岐点あたりまでは、東日本大震災による津波の被害が大きかったのですが、それでも、サケ達は次の世代に命をつなぐ為に広瀬川を遡上してきました。

広瀬橋から宮沢橋(上流側)を望む

遡上してきたサケは、キズだらけになりながらも
いたるところで水しぶきをあげていました。

郡山堰(広瀬橋~宮沢橋間)の脇に作られた魚道。

郡山堰には、鮎やサケが遡上できるように魚道が作られています。階段状に足場(?)が設置されているので、魚は休み休み遡上する事ができます。
とはいえ水量が少ないため、相当の体力を使うようです。
20分程かけて魚道を遡上していく姿も見られました。

このあと、「サケ育て隊」がサケの卵の里親になって、3月まで飼育します。
仙台市役所の1階にも、飼育するサケを展示することになりました。
年明けの3月には「サケ送り隊」によって、稚魚は広瀬川に放流されます。
彼らが再び広瀬川に帰ってくるのは約4年後です。